坐骨神経痛は、一つの症状であって病名ではありません。
坐骨神経とは腰→臀部(お尻)→ふとももを通って膝まで伸びる神経を
いいます、この神経に痛みや・痺れが伴う症状です。
当院に来院される方で坐骨神経痛の痺れはさまざまですが、主に訴えられる
症状は・・・
①お尻の部分が痛い
②お尻→太ももにかけての痺れ
③お尻→ふくらはぎまでの痛みと痺れ・・・など
他にもさまざまです。
原因としては、
①椎間板ヘルニア(比較的に若い方に多いようです)
②脊柱管狭窄症 (高齢者に多いです)
③脊椎分離症
④梨状筋症候群・・・etc
それぞれ整形外科にて診断され来院されますが、主にデスクワーク・車の運転
など常に同じ姿勢で作業される方に多くみられます。
そして下肢(臀部からふくらはぎまで)がかなりガチガチに過緊張
していて、足の裏までが硬くなっている方もみえます
まずはその部分の緊張を解放してあげる事が大切になります。
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●左下肢に痺れがある方が臨床的にも
多いです
●痺れは施術をしても、また戻りやすい
症状ですので、まずは5回~6回を1クールとしてご来院をおすすめします。
●梨状筋は股関節における大腿骨を動かす
筋肉です、この筋肉の内部に坐骨神経が入り込んでいる為に「坐骨神経痛」が誘発されます。
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主訴
・営業である事から1日の大半は運転が多く、元々腰痛持ちであったのが
最近では痺れが出て、整形外科で坐骨神経痛という診断を受けた
検査
・左臀部とハムスト(太ももの裏)に筋硬結があり、坐骨にも硬さが
感じられる
施術
・腰にも痛みがあると訴えられるでいますが、下腿が原因の可能性が高いので
まずは、下腿三頭筋(ふくらはぎ)と臀部(梨状筋)の二つの筋肉を緩める事
によって、かなり楽になられました。
・坐骨神経痛というと、ヘルニア・脊柱管狭窄症の症状の1つと言われますが
筋肉を緩める事によっても、痛みから解放されます。